沖縄県における日本語支援の特徴と実態

沖縄県の「日本語指導が必要な児童生徒」の特徴

 

沖縄県の公立学校で日本語指導を受けている子どもたちの特徴は

「日本国籍を持った児童生徒の割合が多いこと」

「英語を母語とする児童生徒が多いこと」です。

※文部科学省「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況に関する調査」(H26年度)



沖縄県の日本語教室設置状況ならびに日本語支援状況

         (沖縄県教委および市町村教委担当者への聞き取り調査より)

日本語教室の設置状況 4市町村全8校(H27年10月調べ)

 

  宜野湾市(小学校2校、中学校1校)

  沖縄市(小学校3校)

  北谷町(小学校1校)

  恩納村(小学校1校)

教育委員会から派遣された日本語指導員(嘱託職員)による日本語支援状況(H27年10月調べ)

 

沖縄市(指導員4名)

北谷町(指導員1名)

浦添市(指導員3名)

那覇市(指導員4名)

※ 指導員には小中学校の教員免許状、英語力が求められる傾向

 があるが、日本語教師資格を求めている市町村もある

※ 指導員は各市町村内の日本語教室が設置されていない小中学

 校へ出向し支援を行っている