沖縄県子ども日本語教育研究会の概要

発足の経緯


 従来から、沖縄県内でも一部の日本語教室担当者や日本語指導員どうしの交流があり、同市町村内での小中学校合同の食事会などの取り組みが行われていました。それに加えて、2013年度から複数のメンバーにより、県内公立学校での日本語指導状況を調査する機会がもたれました。その結果、日本語指導に関わる教員が同様の悩みや思いを抱えているにも関わらず、お互いが孤立していることがわかりました。そこで、関係者に声をかけて2014年5月から勉強会を開始し、同年6月からはメーリングリストでつながり始めました。

主な活動


定期的な勉強会を開催

  2ヶ月に1回程度。開催時には複数の市町村教育委員会に公文を発送しています。

 

 メーリングリストでの情報を共有

  メーリングリスト参加者をJSLOネットメンバーとしています。

 

 ボランティア派遣の調整

  メンバーの中の大学教員から大学生に声をかけて、可能な範囲で派遣が必要な教育機関に

  ボランティアを派遣しています。

現在のJSLOネットの役割


「情報」がつながる 

  お互いの悩み/解決策を共有、教材を共有、日本語指導に係る情報を共有、県外研修

     成果を共有  など

 

「実践」がつながる

  他校での実践を参考にしての新たな実践、大学や日本語学校と日本語教室が連携しての

     実践 など

 

「人」がつながる

  日本語教育関係者どうしの出会い、子どもと大学生/留学生/卒業生との出会い など

事務局


ネットワーク代表   髙橋 美奈子(琉球大学教育学部准教授)

事 務 局 長        北上田 源 (琉球大学教育学部准教授)